こんにちは!
あやです!
突然ですが「返報性の原理」というものを知っていますか?
「返報性の原理」は誰しもが持っている心理作用で、ビジネスの多くの場面で利用されています。
この心理作用で私たちは普段気づかないうちに商品・サービス購入を促されているのです。
今回の記事は、その「返報性の原理」とはどんな法則で、どのようにマーケティングに活用できるのかお話したいと思います。
この法則を知り利用する側になることができれば今までより簡単に集客を考えられ「最強の集客術」を手に入れることができます。
返報性の原理とは?
返報性の原理とは
人から何か施しを受けた時「お返しをしないと申し訳ない」という気持ちになってします心理作用
人が持つ義理や人情に近い感情です。
相手からの好意や親切な気持ちに対して自分も同じように返したい
逆に悪意や冷たい態度に対しても同じように返したいというように感じます。
これが「返報性の原理」誰しもが持っている心理なのです。
「返報性の原理」を応用
では、「返報性の原理」を知っていただいたところで応用し最強集客術の方法も詳しくお話します。
give精神
結論
集客で最も重要なことは、とにかく無償提供をし続けること
相手に好意を与え続ければ返報性の原理が働いて相手は自然と好意を返したくなる心理を持つようになります。
例えば
今や当たり前にある”スポンジたわし”
そのスポンジたわしの誕生秘話を知ってますか?
スポンジたわしの生みの親であるキクロン会社の方が当時はスポンジとたわしは別々の物しかなく合わさった物を作り発売しようとしました。
しかし、普通のスポンジより高く変わった物を置いてくれる店舗はどこにもなく全く売れなかったそうです。
そこでとった行動は、なんと電車に乗っている主婦の方を見つけては無償でスポンジたわしを提供して回ったそうです!
すると、そのスポンジたわしを使った主婦から好評!
そして、1人の主婦が別の主婦に「これいいよ!」と話が広がっていき
瞬く間に売れ、今では当たり前にある大ヒット商品となったのです。
この例でも分かるように無償提供でgiveされ返報性の原理が働きお客様は商品を購入するように誘導されています。
最強集客術
子供や友人経由でも返報性の原理は作用します。
そのためターゲットである消費者の行動に影響を与えられます。
最も人が集まる集客は、普段お世話になっている人からの誘い
皆さんはお世話になっている人からの誘いはあまり断らず、その誘いに乗りませんか?
私たちが目指すのは、誘いを断られないように「お世話になっている人」と思ってもらうことです。
ひたすら相手にgiveし恩を売っておくのです。
そうすると恩=giveに対し返報性の原理が働き自分が集客したい時に人が集まってくれます。
それこそが「返報性の原理」を応用した最強集客術になるのです。
そして、これが習慣化できてる人は成功できるようになります!
ビジネス初心者がやりがちなNGなこと
give&takeではない
人は何かgiveすると、それに対してgive&takeと思って見返りを求めてしまいがちです。
しかし、これはビジネスではNG
なぜなら人は見返りを求められた瞬間に「あ、この人返して欲しいんだ…」と気持ちがスーッと冷め離れていきます。
例えば
普段、お世話にはなっている先輩
でも、「いつもお世話してあげてるんだから、今日の集まりに絶対来なさいよ!」
なんか行く気無くしませんか?
そして、あの先輩うざいって次第になってきませんか?
これはgiveして相手にあげた好意に返報性の原理が働かず
逆に相手は「見返りを求めてきた」という敵意を受け取り「悪評」と形を変えて返しているのです。
give&takeではなく「相手が喜んでくれたらそれで良い」と考えgiveを続けることが重要
見合わないgiveを提供
相手にgiveする際は誰彼構わずgiveすればいい訳ではありません。
相手との関係性を考え判断が必要です。
例えば
そこまで仲良い訳ではない友人から誕プレとしてブランド品を渡されたらどう感じます?
え、なんで?何か求められてる?
と素直に喜んでありがとう!にはならないと思います。
相手の関係性を考えずに見合わない・求めていない価値をgiveすると、相手を警戒させ良い関係性は築けなくなってしまう可能性があります。
メリットだけで集客
「返報性の原理」に直接関係はありませんが
ビジネス初心者が最もやりがちなNGの1つ
それがメリットだけで人を動かそうとすること
儲かるから!という理由だけでは意外にも人は行動を起こすことは多くないです。
重要なのは
- 相手にどれだけ感謝してもらえるか
- 相手をどれだけ信頼しているのか
この2点、つまり最終的にどれだけgiveしてきたかに繋がるのです。
giveをすることで返報性の原理が働き相手に感謝され
giveしたものに価値があれば信頼も積み重なるのです。
最後に
見返りを求めず無償提供=giveをする
そして、結果的にお返しとして利益が返ってきます。
これはビジネスだけでなく人間関係でも使えますね!
今より人生がより豊かになるように日頃から意識してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。